2019年08月10日

Gianni Basso

Gianni Basso / Gianni Basso Quartet

イタリア の ペンタ・フラワーズ から リリース されたものの ずっと 入手困難な状況 が 続いていた ジャンニ・バッソ の 1992年録音CD だ。現在は 比較的 手に入りやすいんじゃないかな。80年代頃 から バッソ の テナー は 図太さ と 温か味 を増し 晩年の ズート・シムズ のように 深い ヴィイブレイション で リラックスした フレイズ を 紡ぎ出すように なったことで それ以前の “切れ味鋭い ハード・バッパー” という イメージ を 払拭して スケール豊かな ベテラン・テナー奏者 へと 変貌を遂げたワケなんだけど これは ワン・ホーン で 自作曲ばかり を 演奏した 作品 だ。曲作り も 含めて 近年の 彼の特徴 が よく出ていて 豊かな歌心 (=メロディック・センス) に 終始 圧倒される。バッソ とは 90年頃から 共演 を 続けていた ピアノ の アンドレア・ポッツァ も バッソの音楽 を 深く理解した 内容の濃い プレイ を 繰り広げていて 日本で 制作された リーダー作 よりも ハード に ドライヴ していて かなりの 手応え と 強い個性 が 感じられる。


  • 20190413102016338.jpg
posted by 猫蔵 at 00:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山本精一

山本精一 /
山本精一 カバー・アルバム第一集

山本精一さん というと ライヴでは カバー曲 を 取り上げることが 定番 になっているように 思うんだけど その 発展形 といえる アルバム だ。ニール・ヤング、ジョニー・ミッチェル、高田渡さん、ジャックス など 60年代 を 中心に 洋楽 と 邦楽 が 半分ずつ セレクトされ 概して 地味めの曲 が 多い。全曲 が 自身のギター と ボーカルのみ の 完全な 独演 だ。山本さん の ボーカル は 感情 や 抑揚 を 極力 排除し 平坦に歌う 唱法 が 持ち味 で 彼の声 が持つ どこか 達観していて 現実感に 乏しい 質感が ストレート に出る。歌声そのもの が サイケデリック なんだな。本作 の 冒頭の 低音ボイス から いきなり 闇の底 へ 連れて行かれるかのようであり 彼が歌う どんな曲 でも 時空を超えたような感覚 に なってしまう。極めつき は なんといっても「からっぽの世界」。ノイズ・ギター の 多重録音 で “海の底” のような 暗黒の音像 を 作り そのなかで 淡々とした ボーカル が まるで クラゲの如く 浮遊し 原曲以上 の 濃厚なアシッド感 が 漂う 名演 といえる。やっぱり 彼の歌 は いろんなものを 超越 していると思う。


  • 20190413100600444.jpg
posted by 猫蔵 at 00:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

REPARATA & THE DELRONS

REPARATA & THE DELRONS /
悲しきティーンエイジャー (1965)

ディオン や ゲイリー・US・ボンズ などに ヒット曲 を 提供し 60年代初頭 から 自らも シンガー として 活躍した アーニー・マレスカ の ペン による曲で 彼と 同じ ニューヨーク出身 の 白人女性 3人組 レパラタ&デルロンズ の デビュー・ヒット となった。サウンド、メロディー ともに 1964年 の ナンバー・ワン・ヒット、デキシー・カップス の「恋のチャペル」に ソックリなことでも 有名なナンバーだ。女性シンガー や グループ が 人気の的 の 日本の オールディーズ・ファン (まぁ、男性が大半だわ) の間では このグループ の 珍しい写真 が ジャケット に 使用されている 東芝 から 発売された 当時の 日本盤 オリジナル・シングル を 探している人も 多いのだとか…。


  • 20190809190827615.jpg
posted by 猫蔵 at 00:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする