2019年08月21日

スピード・グルー&シンキ

スピード・グルー&シンキ / 前夜 (1971)

日本のロック黎明期 に 活躍した ギタリスト 陳信輝さん が 元ゴールデン・カップス の 加部正義さん、アメリカ人ドラマー、ジョーイ・スミス と 共に 結成した スピード・グルー&シンキ の デビュー・アルバム。全曲 メンバー の オリジナル作品。アコースティック・ギター を フィーチャー した ⑥滅亡の日 を 除いて 典型的な ヘヴィ・ブルース・ロック であり 演奏スタイル は ラフなんだけど 効果的なギター・ダビング や サイケデリックな手法 など アイデア も 豊富で プロデュース面 でも 細部に 神経を配っているのが 理解る。当時の 日本のロック・アルバム としては 非常に 水準の高い クオリティー を 持った 作品 だ。


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ライヴ音源だ。

サンハウス / ストリート・ノイズ (1980)

解散後 の 80年 10インチ盤 で 発売 された 未発表録音集。セカンド発表以降 の ステージ で 演奏されていた ナンバー が 中心 で 4作目 の アルバム と 捉えることも 可能 だ。実は この頃の バンド が もっとも 充実した演奏 を していたんじゃないかな と 思える 内容 で 注目に値する。ボーナス・トラック的 な ラスト2曲 は レコード・デビュー はるか前の 73年 の 貴重な録音。こうした 発掘音源 では 90年代 に 入って アーティスト未許可の ほとんど 海賊盤「ハイウェイ61 Vol.1」「同Vol.2」という 未発表曲満載 の ライヴ盤 が 出ていて 未編集 の 生々しい サンハウス の姿 が 記録されていて 興味深い。


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ボブ・ディラン~ロックの精霊。

ボブ・ディラン ~ロックの精霊 /
湯浅学 著 / 岩波書店 (2013)

この本 は ボブ・ディラン の 教科書 だ。
知るべき事は すべて 書かれていて 野太くも 長い 彼の経歴 を しっかりと トレース することが 出来る。もちろん 上っ面だけ を 追っかけた 入門書 ではない。バイオグラフティ にしても ほんの わずかに バイアス が かかっている。それは ディラン を よく知る人にとって 微かな傾斜度 として 感じる程度のもの なんだけど 今まで 見えてこなかった部分 が 明瞭になっている。謎を ほじくり返すワケでもなく 意味もなく 偉人 として 持ち上げるワケでもなく 解析して 結論付けるような事も あまり してはいない。筆者自身の 疑問符や違和感 が そのまま 放り出されている。これが 本書の 大きなマジック であり これによって ディランその人 について 考えさせられてしまう 仕組み なんだ。イメージ を 言葉の塊 で 煮詰めるような あの独特の 湯浅節 が 抑えられている。それを 楽しみたいのなら 最終章 と あとがき を 先に 読んでみても いいかも知れない。その最終章 の 最後の 4ページ の中に サブタイトル「ロックの精霊」の意味が 解かれている。この本 が 社会学者 でも 英文学者 でもなく 音楽家 である 湯浅学さん によって 書かれたのが 幸いだ。これまで 日本語 で 書かれた ディランの本 の中で 最良のもの であることは 間違いない。


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posted by 猫蔵 at 03:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする