2020年03月31日

HUGH CORNWELL

ヒュー・コーンウェル / モンスター

ロンドン・パンクのバンド として 逸早く 来日し 日本文化 に 造詣の深い メンバーの存在 もあり 当時は 身近に 感じられ 人気も 高かった ストラングラーズ。その後 ソロに転じた ヒュー・コーンウェル の 9作目。オリジナル作品「モンスター」に「レストレイション」と 名付けられた ボーナス・ディスク を加えた 2枚組だ。母の死を受け 4年を経て 完成させた「モンスター」は モーズ・アリスンらの アーティストから 独裁者ムッソリーニらの政治家 に至る 有名 / 無名のヒーロー / アンチ・ヒーロー を テーマにした トータル・アルバム。リフ中心のロック なんだけど デイヴィッド・ボウイ、スコット・ウォーカーらの影響 も 感じられるし 曲が捧げられた ルー・リードそのまま の ボーカル が 微笑ましくもある。ボーナス・ディスク は ストラングラーズ時代の曲 の アコースティック・カバー で 2曲で イアン・アンダスン が フルート で 参加。全体に漂う ヨーロッパ的退廃 と 耽美性 が 右傾化する 現代社会 を 反映しているような気もするんだけど どうだろう?


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2020年03月30日

レアな音源。

COCHRAN BROTHERS /
The Complete Cochran Brothers

HANK COCHRAN /
Sally Was A Good Old Girl

レア音源発掘と 厳密にして 豊富なデータ満載 の ブックレット で 定評ある ベア・ファミリー から ハンク・コクラン絡み の 2作品 を。どちらも きっと ロカビリー&ヒルビリー・カントリー系 の ファン が 喜ぶんじゃないかな的 な 作品だ。まず ハンク は そもそも エディ・コクラン との 共演作品 で 有名 だ。…つまり エディ の レコード・デビュー は 兄弟じゃないんだけど たまたま 同じ ラスト・ネーム に ちなんで 結成した コクラン・ブラザーズ だったからで 1枚目 は その デュオ時代の音源 および ふたりが セッションマン として 参加した 楽曲 を 完璧に網羅したもの。よって エディ単独の ベスト盤にも 大抵収録される「ピンク・ペグド・スラックス」を はじめ 55年の エコー、キャッシュ での 録音テイク や 多くの 貴重な音源 が 楽しめる。改めて ハッとさせられるのは 例えば「ラッチ・オン」のような オーソドックス な ハンクのカントリー・スタイルのボーカル に よりそう ファンク調 の 攻撃的なハーモニー や 多くの楽曲 で 絶妙な オブリガート頻出の ギター・サウンド を かぶせてくる エディ の 鮮烈な タレントぶり で やっぱり 彼、ただ者 ではなかった ってことだ。…といって 他方のハンク も 1年あまりで チームを解散後 やがて “ナッシュヴィル・ソングライターズ” の 殿堂入り を 果たしているごとく 才能を発揮している カントリー・スター だ。…で そのことを 記録しているのが ハンク の カントリー・チャート での ヒット・ナンバー を タイトルに 冠した もう1枚の ソロ音源集 となる。こちらも レア度高 で なにしろ アセテート盤起こし の 珍奇なテイク や コクラン・ブラザーズ盤 “未収録” の 別デモ・バージョン、パティ・ペイジらへ 提供した 楽曲の 自演レコードなど 55~63年 の 彼の ソロ録音 を パーフェクトに 集めている。ただ ハンク の場合 例えば 61年、パッツィ・クライン用 に書いた「アイ・フォール・トゥ・ピーセス」の 大ヒット が 示唆するとおり ソングライター としての 輝き を 実感させられる 編集 となっているよ。




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2020年03月29日

BRENDA PATTERSON

ブレンダ・パターソン /
ライク・グッド・ワイン

アーカンソー生まれ の シンガー、ブレンダ・パターソン は 1970年 に アルバム・デビュー。ドン・ニックス の サポート や ボブ・ディラン「ビリー・ザ・キッド」への 参加でも 知られる。ジム・ディッキンソン も プロデュース に 関わった 豪華な面々 による 2枚目を経た サード・アルバム (74年) が 本作 だ。ダスティ・スプリングフィールド の メンフィス録音あたりを 彷彿させる ポップス なんだけど 冒頭曲や「ブリング・ユア・グッド・ワイン」などは どこか 日本人の琴線に ふれそうな 旋律だし 日本人鍵盤奏者 の 横倉裕さん が 曲作り に関わる曲もある。ちょっと 無骨な 彼女の歌 は ポップな曲調の中でも スケールの大きさ と スワンピーなテイスト を 振りまく。



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