2020年06月25日

Karel krautgartner

Karel krautgartner
ジャズ・コレム・カルラ・クラウトガルトネラ

近年 クラブ・カルチャー が 世界の片隅 で 人知れず 咲いていた 稀少盤 や 珍盤 の 発掘に 一役買っていたのは 紛れもない事実。そうして 陽の目を見た 例えば 東側諸国における 60年代の録音 を 聴くと 米国シーンの情報 が 案外伝わっていた事に 気付く。これも そんな 作品 だ。主役は 1922年 チェコは 南モラヴィアの 生まれ。ファンキー で 重厚な 冒頭は あたかも クインシー・ジョーンズ の編曲に のって ローランド・カーク でも 登場しそうな 雰囲気なんだけど 当人の アルト・サックスの凄味 が 鳥肌もの。入れ込み過ぎながら 板についている。以降 スパイ映画 の サントラ風 など アレンジは 曲毎に 変わるんだけど いたずらに 民族色 が 強調されることはない。他のメンバー で 名を知られているのは MPS に リーダー作 もある ヴァイブ の カレル・ヴェレブニー。ドン・エリス とは 違ったスケール で 凝りまくった ラストと ⑨ の 2曲 が 未発表の ラジオ放送音源だ。他は 65年発表 の スプラフォン原盤 で ダイナミックで 奥行きのある 録音 も 文句なし!!


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2020年06月24日

Khaled

ハレド / ベスト・オヴ・ハレド

1988年発売の「クッシェ」によって アルジェリアの港町 オラン発祥の 大衆音楽ライ を 世界に知らしめ ワールド・ミュージック・ブーム の象徴となった ハレド。本盤は 92年の メジャー第2作「ハレド」から 04年の「ヤ・ライ」まで 99年の「ケンザ」を 除く 5作品からの 12曲に サントラ盤 の レア曲 と 未発表曲 の 3曲を 加えた ベスト盤。「クッシェ」が 外されたのは ハレド本人 にとっては 不本意なアルバムだったせい …と思われる。「クッシェ」は エレクトロニクスの導入 によって 8分の6拍子 のリズムなど ライ本来の 土くささ を 際立たせた。対する 本盤は 欧米風の シンプルで 垢抜けした ファンキーな ダンス・ビート や ポップス・アレンジ が 積極的に 取り入れられていて これに ハレドの コブシの利いた 歌唱が 乗っているからだ。ライに “エキゾ風味” を求めた “外” からの 視線が「クッシェ」だったとすれば 本盤の世界 は 欧米文化に 取り囲まれたなかでの アイデンティティーの追求 という “内” からの 視線によって 成り立っている と感じた。


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2020年06月23日

Seals & Crofts

シールズ&クロフツ /
ファースト・アルバム

数多くの カバー を 生んだ「想い出のサマー・ブリーズ」の ヒット で 有名な シールズ&クロフツ の デビュー作だ (1969年)。「テキーラ」の 大ヒット を 持つ インスト・グループ “チャンプス” に 在籍していた ジム・シールズ と ダッシュ・クロフツ が 結成した アコースティック・ユニット なんだけど ふたりが 帰依していた バハイ教 (ペルシャ起源の宗教) の 思想を 反映した 作品 でもあり 中近東~オリエンタル風のリズム にも それは 感じられる。…が フィフス・ディメンション などの アレンジャー として 知られる ボブ・アルシヴァー の プロデュース や ジャズ系 の ビル・ホフマン の ストリングス・アレンジ によって ③⑤⑦⑨ などは 洗練された 美しさ と 深みを持つ フォーク・ロック に 仕上がっている。クロフツ が弾く フラット・マンドリン の 哀愁のあるメロディー との 組み合わせ も スッゲ~ ユニークだ。ワーナー移籍後に プロデュース を 担当し ヒット路線 を 作り上げる ルイ・シェルトン が ベース で 参加しているよ。


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